そろタッチ

「そろタッチ」はiPad版のそろばん!入学直後からの休校期間も勉強(算数)の心配無用

そろタッチの夢がふくらむ

娘の小学校入学早々の休校期間中、いちばん力を入れていたのが、iPad版のそろばんアプリ「そろタッチ」です。

3月の終わりころからガチで毎日やることを習慣化し、4月~6月の休校期間のうち、そろタッチをやらなかったのはわずか2日だけ。

その2日を除けば必ず1日1ミッションはクリアすることにしていました。(本当は1日3ミッションやってほしい)

そろタッチをやっていたおかげで小学校序盤の算数はまったく心配なし。

6月の休校明けの時点で、小2レベルの計算力を習得しつつある状態で小学校の授業に入ることが出来たので、まずは一安心というところです。

ここでは休校期間前後のそろタッチの取り組みについて紹介します。

そろタッチで異能レベルの暗算能力を習得させられるか

もともとは娘が小学校に上がったら、昔ながらのそろばんでもやらせようかと思っていました。そろばんを習えば、頭の中で珠を動かし、高速でイメージ暗算が出来るようになると聞きます。

おとう
YouTubeでは、そろばんの達人たちの超絶技巧をたくさん見ることができます。

正直な話、そろばんという道具を使って素早く計算をすることにはさほど魅力は感じません(電卓やExcelでいいじゃん?)。

しかしそろばんを極めれば、そろばんの珠を頭の中でイメージして動かすことによって、一般人には到底不可能なレベルの暗算が可能になるのだとか。

その暗算能力の習得こそが、娘にそろばんを習わせようかと思ったいちばんの理由です。

ちなみに、暗算が得意だと中学受験に有利とか何だとか、そのような分かりやすい目先のメリットは二の次です。

目先役に立つかどうか以前に、まず異能レベルのスキルを持てること自体が、娘の自己肯定感の醸成に役立つと思ったのです。

おとう
その異能レベルのスキルが、日常生活にも役に立てばなおいいですが!

中学受験に有利だからではなく、中学受験をしてもしなくても重宝するスキルかどうかを考えた結果です。

そもそも中学受験では、異能レベルのスピード暗算ができることよりも、絶対に計算ミスをしない正確さや、計算しやすいように式を変形する工夫や要領のよさの方が重要ですし。

おとう自身はそろばんは未経験で(というか勉強関係の習い事自体が、新小5からの中学受験塾のみ)、そろばんは小学校の頃に算数の授業で何コマか触ったことがあるぐらいです。

おとう
そろばんで掛け算や割り算って、どうやるのかも知りません。

ただ、学校のクラスメイトの母親がそろばん教室を開いており、その教室に通っている子は周りにたくさんいました。

彼らはそろばんに「〇〇級」と書かれた色とりどりのシールをペタペタと貼っており、ちゃんと「自分のそろばん」というものを持っていました。

しかし思い出すのです。

そろばんを習っていた彼らのうち、そこまで卓越した暗算能力や計算能力を持っていた子は誰一人いなかったということを…。

卓越した暗算能力を得るまでには相当な年月の修練が必要なようで、「そろばん教室に通う=暗算できるようになる」というわけではないようです。

習熟するまでの年月の長さは、ピアノと同じく年単位なのでしょう。

(ちなみにおかあは幼少期から高校生にかけて10年以上、町のピアノ教室に通っていました)

おとう
お月謝がムダになるのは嫌だな…。それ以上に、結局大したものは身に付かずじまいというのも嫌だな…。

そろばんの珠を弾いて計算が出来るようになるだけなら、あまり通わせたいとは思いません。

「計算が出来るかどうか」という点に絞れば、他のツールを使って計算が出来るのと変わらないからです。

※電卓についても、いくつかの団体によって検定試験が行われています。

なるほど、たしかに指先でそろばんの珠を弾くことで指先や脳は鍛えられるかもしれません。そういう意味ではお月謝はムダにはならないでしょう。

とはいえ、伝統的なそろばん教室で異能レベルの暗算能力に到達できる可能性はどれぐらいなのでしょうか?

暗算能力の「早期」育成ならそろばんよりもそろタッチ

そもそも「そろばんを使って」素早く計算が出来るようになることが目標ではありません。

あくまで「異能レベルの暗算ができるようになること」が目標です。

そうして調べているときに知ったのが、iPadのアプリを使い、そろばんのようなイメージ暗算能力の習得を目指す「そろタッチ」なのでした。

保育園生活もいよいよ終盤の年長さんの2月に、飯田橋にあるそろタッチ本部の教室まで、娘を連れて説明会を聞きに行きました。

説明会でそろタッチについて詳しく説明していただいた創業者の山内先生の著書も読み、さっそくスタート。

おとう
本には夢のようなことがたくさん書いてありますが…実際のところどうなんでしょう?

そろタッチを始める前後、保育園の年長さん終わり頃のことです。娘に口頭で足し算の問題を出してみると、娘はまず両手の指で数え、両手だけでは足りずに両足の指まで動員して「えーっとー・・・」と言いながら数えていました。

片手でもう片方の指を数え、手を交換して反対側の手の指を数え、さらに「えーっとちょっと待って」と言いながら椅子から下りて床に座り、足の指も数え始めるという大げさな動き…

「指が足りないよ~」と言いながら足の指を反り返らせ、床の上で後ろにひっくり返りそうになりながら手足の指を数える娘の姿は、まさに幼児そのものでした。

あれから約7か月。

そろタッチのアプリでは、全ユーザーの1日あたり平均クリアミッション数や、ステージ別の人数を見られます。娘の進捗は全ユーザー平均よりも遅いです。

その娘が、幾度となく挫折の危機を乗り越えながらも、どうにか2桁同士の足し算・引き算(繰り上がり・繰り下がりあり、答えは100未満)までたどり着きました(本当に「たどり着いた」というかんじです)。珠を使っても計算できますし、珠を消した「暗算モード」でも、ときどき間違えながらも課題をクリアしていますし、問題を音声だけで出される読み上げ暗算も出来ます(珠を使わずテンキーでいきなり答える)。

と同時に、そろタッチのオリジナルソングに合わせて、掛け算の九九も覚えてしまいました。

気がついてみれば、すでに小2の計算の範囲にがっつりと入っており、公文ドリルの算数(小2用)や百ます計算にもチャレンジできるように。

朝、学校に登校するとき娘を途中まで送っていくときに、ときどき計算問題を出してみます。

通学路をテクテク歩きながら「54たす23は?」とか「じゃあ難しいのいくよ。49たす37は?」と問題を出してみると、虚空に指を突き出し、そろタッチの珠を動かすマネをしながら、あるいは頭の中でウーンと珠を思い浮かべながら「77!」とか「86!」などと答える娘。

紙のドリルをやるときも、そろタッチで練習した結果を存分に発揮しています。

そろタッチは、iPadというICT機器を使うことを活かし、伝統的なそろばんだけでは出来ないような練習にも一人で取り組めます。

  • 音声で流れる問題を耳で聞いて答える読み上げ暗算
  • 画面に次々表示される数字を見て暗算で答えるフラッシュ暗算

これらは紙に書いてある計算問題を解くよりも難しいのですが、そこでの練習のかいあってか、紙の上で数字を見ながら解くドリルであれば、いきなり大きい位から計算して解けるようになりました。

※そろばん教室では答えは紙に鉛筆で書くようですが、そろタッチではテンキーで入力します。

公文ドリルや百ます計算を導入

2桁どうしの足し算・引き算がそこそこ出来るようになったところで、公文ドリルを投入。

陰山先生の百ます計算も投入します。

公文ドリル算数の2年生用を見てみましょう。

公文ドリル2年生

出題形式は筆算ですが、一の位から計算して、繰り上がりの「1」を立てたりもしません。そもそも一の位から計算する学校で習う筆算は、家でも教えていません。(そろタッチの運営元も、筆算が定着する前にそろタッチを始めることを推奨しています)

形だけは筆算を解く体ですが、暗算が終わったら、いきなり上の位から順に数字を書いて終わりです。

おとう
学校で習う筆算方式と、上の位から答えがFIXしていくそろばん方式は、そもそもやり方がちがうのでした。

小学校の勉強のスタートダッシュは入学半年前からのそろタッチだけでOK?

小学校での勉強の最初のとっかかりといえば、まず何をおいても算数です。その算数をしっかり理解するには、まず計算です。

もちろん計算だけが算数ではありませんが、小1前半のカリキュラムにかぎれば、算数のほぼすべてが計算と呼んでもさしつかえないでしょう。

そろタッチを知らなかったので仕方ないのですが、もっと早くから、出来れば就学の半年ぐらい前からそろタッチを始めておけばよかったと思います。

そろタッチ基準では多少の出遅れ感は否めませんが、そろタッチのおかげで、休校期間中もこれさえやっておけば学校の勉強に関しては問題ないだろうという、圧倒的な安心感がありました。

おとう
とはいえ、学校レベルの簡単な算数の攻略が目標ではありません。

そろタッチをやっていようがいまいが、公立小の算数のテストは100点を取って当たり前です。たま~に「ケアレスミス」で(ミスはミス!)95点とか90点になってしまう…先々のことを考えれば、現実に許容できるラインはここまででしょう。

そしてそろタッチでの目標はあくまで異能レベルの暗算能力の習得です。(そろタッチの公式動画に出てくるスーパーキッズたちのような)

本当にそこまでたどり着くことが出来るのか、それとも「どうせ後になればそろタッチをやっていなくてもたどり着ける暗算レベル」に止まるのか、これからも目が離せません。

そもそも、54+23とか、49+37なんて、一般の人でも簡単に暗算で答えられるレベルです。

おとう
今から3か月後には挫折して、そろタッチを止めている可能性だって十分ありえます…

そろタッチに取り組むには「ネット生(初月無料)」と「教室生」を選べる

そろタッチは、教室に通わなくても、ネット生としてオンラインで申込できます。

ネット生は「初月」無料(申込月の月末まで無料)なので、月初めに申し込み、1か月間どんなものか試してみるといいでしょう。

教室に通うつもりの場合でも、まずはネット生としてスタートし、初月無料期間で様子を見てから教室に申し込んでもいいでしょう。(アカウントや学習履歴はそのまま引き継がれます)

ネット生なら月額3,980円(税込)、教室生(直営校・フランチャイズ校)なら月額7,000円~1万円程度。

自宅で自分の都合のいい時間に気軽にマイペースで取り組めるのはネット生ですが、仲間と切磋琢磨して楽しく学べるのは教室生で、継続率や到達レベルはネット生よりも教室生の方がすぐれているそうです。

初月無料特典を生かして、まずはネット生として申し込んでみるといいと思います!

おとう
始めてしまえばあとはアプリにおまかせ~♪というわけにはいかない、なかなか困難な現実も見えてきますが。

そう簡単にうまくはいかない挫折の罠については、また別稿にて紹介したいと思います。

そろタッチ挫折の危機!何度もぶつかる学習の壁と暗算能力の習得に到らないケース

目次1 子供にそろタッチを与えれば自動的に暗算能力が身に付くわけではない2 次々と襲い掛かって来るそろタッチ挫折の危機の例(n=1、うちの娘の場合)2.1 【挫折の危機1】右手左手を両方使う運指に慣れ ...

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